准看護師資格試験過去問解説①

准看護師資格試験授業プリント解説①
2018年版

院長は現在、佐賀市医師会立看護専門学校Aクラスの泌尿器科授業を
行っています。
そこで使っている授業プリントに「准看護師資格試験過去問」が演習問題として
載っています。
授業中に解答解説する時間がないので以下に授業プリントの准看護師資格試験
問題と解説(解説は南里院長オリジナルです)をウェブで公開することにしています。
さて、第1回目の授業に関する問題と解説です。
疑問や質問がありましたら、次回の授業で聞いて下さい。

1.右腎は左腎よりも低い位置にある。

○右腎は肝臓で圧排されるから低い

2.腎単位(ネフロン)は、腎臓1つに約100個存在する。

×100万個

3.腎小体で濾過された原尿は、尿細管へと流れていく。

○腎小体=糸球体+ボウマン嚢です。腎小体+尿細管がネフロン。
濾過された原尿が尿細管で再吸収、分泌されて尿となる。

4.男性の尿道は女性に比して長い。

○男性の尿道は18㎝、女性は3㎝で覚えてしまうと試験で迷わない。

5.アルドステロンは副腎髄質ホルモンである。

×副腎皮質ホルモンです。

6.腎臓の髄質には、腎小体が集まっている。

×腎小体は皮質に集まっている。

7.成人男性の1日の糸球体濾過量は約10Lである。

×糸球体濾過量(つまり原尿の量)はドラム缶1杯分の100Lです。

8.原尿に含まれる糖は、尿細管でほぼ100%再吸収される。

○だからふつうは尿に糖は混じっていない。

9.成人男性の1日の尿量は約1~1.5Lである。

○そうですね。正確には体重×25が目安。体重60Kgの人で60×25=1500mLなのだ。

10.排尿反射の中枢は小脳にある。

×これは難しい。仙髄です。尿が出にくい人が仙骨部をさすったり、叩いたりすると尿が
でやすくなるのはこれが理由。

11.糖(グルコース)は遠位尿細管で吸収される。

×糖は大切そうでしょう。「大切なものはすべて近位尿細管で再吸収される」の法則

12.腎血流量は毎分心拍出量の約1/4~1/5である。

○その通り。覚えておきましょう。

13.膀胱の上皮は単層扁平上皮である。

×移行上皮です。

14.腎臓は、腹膜後器官である。

○その通り。授業プリントの絵を復習。

15.腎臓の内部は、皮質と髄質からなる。

○その通り。これも授業プリントの絵を復習。

16.近位尿細管では、生体に必要な血液中の成分が再吸収される。

○まさに「大切なものは近位尿細管で再吸収される」の法則。

17.ネフロンは、糸球体とボウマン嚢からなる。

×糸球体+ボウマン嚢は腎小体。腎小体に尿細管を含めてネフロン。

18.水は腎盂で再吸収される。

×腎盂に出来上がった尿が流れ出てくる。

19.血液は尿管で濾過される。

×尿管の中に血液が流れてきたら大変です。

20.エリスロポエチンは、骨髄の白血球の生成に作用する。

×赤血球に関係しています。

21.タンパク質は、糸球体で濾過される。

×濾過されて尿中に出てきたら蛋白尿になってしまうから。

22.抗利尿ホルモン(ADH)は、近位尿細管で水の再吸収に関わる。

×ADHは遠位尿細管と関係あり。

23.膀胱は腹膜後器官である。

△ 微妙。後腹膜臓器という人もいるけど、厳密には違います。だから答としては×。

24.尿は、膀胱から尿管を通って体外に排出される。

×尿道を通って体外へ。

25.腎臓で産生されるレニンは、血圧を上昇させる働きがある。

○です。

26.ネフロンは、腎小体と尿細管から構成される。

○その通り。

27.精巣は、男性ホルモンの分泌と精子の産生という2つの機能をもつ。

○その通り。

28.尿細管は遠位尿細管、ヘンレループ、近位尿細管を経て集合管となる。

×近位→ヘンレループ→遠位尿細管の順。

29.アミノ酸は近位尿細管で再吸収される。

○「大切なものは近位尿細管」の法則。

30.膀胱内の尿を体外に排出する器官は尿管である。

×尿道です!

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