2017年泌尿器科授業 准看護師資格試験の練習問題①

ここでは当院院長が佐賀市内の看護学校で授業を行った時に実施している
看護師試験問題演習の解説を公開します。

今回は准看護師を目指す学生さんへの授業①の演習問題と解答・解説です。
テーマは腎・泌尿器領域の基礎です。

では問題編から

准看護師資格試験 
第1回授業の演習問題

1)尿は、膀胱から尿管を通って体外に排出される。

2)腎臓で産生されるレニンは、血圧を上昇させる働きがある。

3)ネフロンは、腎小体と尿細管から構成される。

4)精巣は、男性ホルモンの分泌と精子の産生という2つの機能をもつ。

5)腎皮質には約50個の腎小体がある。

6)尿細管は遠位尿細管、ヘンレループ、近位尿細管を経て集合管となる。

7)腎臓は前面を腹膜で覆われた腹膜後臓器である。

8)糸球体には静脈から血液が送り込まれる。

9)腎臓の機能的単位は、腎小体である。

10)(難)糸球体で濾過されたグルコースは、正常状態では再吸収されない。

11)アミノ酸は近位尿細管で再吸収される。

12)ネフロンは糸球体とボウマン嚢からなる。

13)膀胱内の尿を体外に排出する器官は尿管である。

14)腎臓の髄質には、腎小体が集まっている。

15)腎臓で産生されるエリスロポエチンは、赤血球を増加させる働きがある。

16)原尿のほとんどは、尿細管で再吸収される。

 

では、解答・解説編です。

第1回授業
演習問題の解答と解説

1)解答×

尿は、腎臓→尿管→膀胱→尿道の順番で排泄されます。
正しくは「尿道を通って体外に排出される」

2)解答

3)解答

腎小体とは糸球体+ボウマン嚢のことです。

4)解答

5)解答×

まず、「ネフロンは片方の腎臓に100万個ある」ということをしっかり覚える。
ネフロン=腎小体(糸球体+ボウマン嚢)+尿細管だから当然、片方の腎臓には
100万個の腎小体があることになります。そしてネフロンは腎臓の皮質にあるという
情報も知っておく必要があります。

6)解答×

尿細管は① 近位尿細管→② ヘンレ係蹄 →③ 遠位尿細管に区分され、④ 集合管 へ至る。

7)解答

8)解答×

糸球体に流れ込む血液は動脈です。

9)解答×

腎臓の機能的単位はネフロンです。腎小体+尿細管でネフロン。

10)解答×

糸球体で再吸収されるから、普通は尿にはグルコース(糖)はでないのです。

11)解答

近位尿細管では大切なものは再吸収されると覚える。アミノ酸で大切そうでしょ?

12)解答×

もう何度も解説しています。糸球体とボウマン嚢で腎小体。これに尿細管をプラスしてネフロン。

13)解答×

膀胱内の尿を体外へ排出する器官は尿道です。

14)解答×

糸球体がある場所は腎臓の皮質であるということを覚えておく。

15)解答

腎臓にはホルモンを分泌する働きがあることを復習しておきましょう。

16)解答

原尿の99%が尿細管で再吸収されるのです。原尿は150ℓぐらいできるけど、実際に出る尿は
1.5ℓなのは尿細管で再吸収されているからです。

みなさん、できましたか?

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